
英語の「then」って、辞書だと「その時」「それから」って出てくるけど、映画やYouTubeを見ていると「じゃあ」「それなら」みたいに聞こえることがあるんだよね。
このズレ、けっこう多くの人がつまずくポイントだと思う。
でも安心してほしい。
「then」は基本的に、時間・順番・結果(結論)をつなぐ、とても柔軟な副詞なんだ。
コアは「ある時点」と「そこからの流れ」。
だから文脈しだいで「その時」「それから」「じゃあ」「それなら」「したがって」まで自然に意味が広がる。
この記事では、その広がり方をスッキリ整理して、会話でも読解でも迷いにくくなるコツをまとめるよ。
then 意味は「ある時点」と「そこからの流れ」をつなぐことだ
結論から言うと、「then」の中心は“ある時点(その時)+そこから続く流れ”なんだ。
そこから意味が次の3方向に分かれる。
- 時間:その時/当時
- 順序:それから/その後で/次に
- 結果・結論:それなら/じゃあ/したがって
学校英語だと「その時」「それから」が目立つけど、実際の会話では「じゃあ」「それなら」がかなり重要だよ。
thenがこんなに訳し分けされる理由は「つなぎ役」だからだ
基本は副詞。まれに形容詞・名詞でも出てくる
「then」の品詞は基本的に副詞だよ。
ただ、辞書的にはまれに次もある。
- 形容詞:「当時の」
例:the then president(当時の大統領) - 名詞:「その時」
とはいえ、学習の優先順位としてはまず副詞の3用法(時間・順序・結果)を押さえるのが一番効率いいね。
「その時」→「それから」→「それなら」へ自然に広がる
ちょっと面白い話なんだけど、実は「then」の意味の広がりはかなり自然なんだよね。
まず「then=その時(ある時点)」がある。
次に、「その時点のあと」を言いたくなるから「それから(順序)」になる。
さらに、会話だと「相手の発言を受けて、次の一手を決める」場面が多い。
そこで「それなら(結果・結論)」が出てくる、という流れだ。
会話でthenが目立つのは「相手の言葉を受ける」から
最近の英語学習系の記事や英会話スクールの解説でも、「学校では『あの時』中心だけど、実際は『じゃあ/それなら』が超重要」という話がよく出てくるんだ。
理由はシンプルで、日常会話って相手の発言→反応→提案の連続だから。
その「反応→提案」を気持ちよくつなぐのに「then」がちょうどいい。
ifとthenは「条件→結果」を見えやすくする
「if ~, then …」の形は、英語としても論理としても定番だよ。
文法的には「then」は省略できることも多い。
でも入れると、条件のあとに来る結論がハッキリする。
つまり「ここから結果だよ」という目印になるんだね。
よくある場面別に覚えるthenの使い方(例文たっぷり)
1) 時間のthen:「その時/当時」
過去や未来のある時点を指すのがこの用法だよ。
例文
- I was a pitcher then.(私は当時ピッチャーでした)
- You didn’t even know me then.(あなたはその頃私を知りもしなかった)
この「then」は、出来事の流れというより一点を指さす感じ。
「あの時の私」「その頃の状況」を言うときに便利だね。
セットで覚える定番フレーズ(by then / since then / until then)
ここはまとめて覚えると一気に読めるようになるところだよ。
- by then:その時までに
- since then:その時からずっと
- until then:その時まで(ずっと)
例文
- By then, the store was already closed.(その時までに店はもう閉まっていた)
- I’ve been working here since then.(その時からずっとここで働いている)
- Let’s wait until then.(その時まで待とう)
2) 順序のthen:「それから/その後で/次に」
出来事の順番をつなぐ、いわゆる王道の「then」だね。
例文
- I went to the bank, then I went home.(銀行に行って、それから家に帰った)
- I will have a meeting at 10 a.m., then I will have lunch.(10時に会議して、その次に昼食を取る)
「after that(その後で)」と近いけど、thenのほうがテンポよく話を進める感じが出やすい。
手順説明や、出来事を時系列で話すときに使いやすいよ。
3) 会話のthen:「じゃあ/それなら」(相手の発言を受けて提案)
ここが一番「then 意味」で検索されやすいところかもしれない。
会話のthenは、日本語の「じゃあ」「それなら」にかなり近い。
例文(会話)
- A: It’s hot in here.(ここ暑いね)
B: Then, let’s turn on the air conditioner.(じゃあエアコンつけよう)
ポイントは、thenが「時間」そのものを言ってるというより、相手の状況説明を受けて次の行動を決めているところだね。
「そういうことなら、次はこうしよう」という流れ。
4) 締めのthen:「それじゃあ/では」(会話を区切る)
thenは、会話を終えるときの「では」「それじゃあ」にもなるよ。
例文
- Then, I’ll see you tomorrow.(それじゃあ、また明日)
- Then, I have to go now.(じゃあ、もう行かなきゃ)
このthenは「次の話題へ」でもいいし、「別れのあいさつへ」でもいい。
日本語でも「じゃあ、またね」って言うけど、あれとかなり同じノリだね。
5) ifとセットのthen:「その場合は/そうしたら」
条件文でのthenは、「結果側に目印を置く」役割がある。
例文
- If it rains, then we cancel the picnic.(もし雨が降ったら、その場合はピクニックを中止する)
さっきも言った通り、thenは省略可能なことも多い。
でも入れると、条件→結果の論理のつながりが見えやすくなるんだ。
特に長い文や、話が込み入っているときに効くよ。
6) 論理のthen:「したがって/ということは」
thenは「時間」だけじゃなく、思考の流れもつなぐ。
だから「ということは」「したがって」みたいな訳になるんだね。
例文
- If you are here, then who is at the office?(あなたがここにいるなら、ということはオフィスには誰がいるの?)
会話だと「つまりこうなるよね?」と結論を引き出すニュアンス。
読解でもよく出るから、覚えておくと助かるよ。
7) 形容詞のthen:「当時の」(the then ~)
ニュースや少し硬めの文章で出やすいのがこれ。
例
- the then president(当時の大統領)
- the then CEO(当時のCEO)
「then」が名詞や副詞として出るのに比べると頻度は高くない。
でも見かけたときに「あ、これ当時のって意味なんだな」と分かると読解が止まらないね。
間違えやすいポイント:thanとの違い、that thenの見え方
then と than の違いは「時間・流れ」vs「比較」
スペルが似ていて混乱しやすいけど、役割は別物だよ。
- then:時間・順序・結果(流れをつなぐ)
- than:比較(~より)
例
- I was younger then.(その時、私はもっと若かった)
- I am younger than you.(私はあなたより若い)
「than」は比較の合図。
「then」は流れの合図。
この一言でだいぶ整理できるはずだよ。
that then みたいに並ぶときは「そのとき、その結果」っぽい
文章によっては then がいろんな単語の近くに出てきて、かたまりに見えることがある。
ただ、基本は「then=流れ・結果の目印」なので、落ち着いて文脈を追えばOKだよ。
もし迷ったら、thenをいったん「じゃあ/その後/その時」のどれかに仮置きして、文全体が自然になる訳を選ぶといい。
thenを自然に使えるようになる小さなコツ
コツ1:訳語を固定しないで「役割」で見る
thenは訳語暗記だけだとブレるんだよね。
だから、まずは役割をこう見るのがおすすめ。
- 過去の一点を指してる? → 「その時/当時」
- 手順を並べてる? → 「それから/次に」
- 相手の話を受けて決めてる? → 「じゃあ/それなら」
- 結論を引き出してる? → 「ということは/したがって」
thenは“つなぎ役”だと分かると、訳が一気にラクになるよ。
コツ2:会話では文頭thenを「じゃあ」で練習する
会話で一番使いやすいのは、文頭の then。
例えばこんな感じ。
- Then, let’s go.(じゃあ、行こう)
- Then, what should we do?(じゃあ、どうする?)
- Then, see you.(じゃあね)
まずここから口に出して慣れると、英会話の反応速度が上がりやすい。
コツ3:文章ではby then / since thenを見たら時間軸を引く
読解で効くのはこれ。
by then / since then が出たら、頭の中でざっくり時間軸を引く。
「その時点までに」なのか、「その時点から今まで」なのかを押さえるだけで、前後の文がつながって読めるよ。
まとめ:then 意味は「その時」だけじゃなく、流れの合図だ
「then 意味」を一言でまとめるなら、時間・順番・結果(結論)をつなぐ副詞だよ。
コアは「ある時点」と「そこからの流れ」。
だから文脈によって、次みたいに訳が変わる。
- 時間:その時/当時
- 順序:それから/次に
- 会話:じゃあ/それなら
- 論理:したがって/ということは
さらに、ニュースなどでは「the then ~(当時の~)」という形容詞用法もたまに出てくる。
そして混乱しやすい「than」は比較で、thenとは役割が違う。
次にやるなら、thenを「じゃあ」から口に出してみよう
知識として分かったら、次は体に入れる番だね。
おすすめは、文頭thenを3つだけでも口に出して練習すること。
- Then, let’s do it.(じゃあ、やろう)
- Then, what’s next?(じゃあ、次は?)
- Then, see you tomorrow.(それじゃあ、また明日)
この3つが自然に出るようになると、「then=その時」だけじゃなくて、会話を前に進める単語として使えるようになってくるはずだよ。
慣れてきたら、by then / since then もセットで読めるようにしていこう。
thenは小さい単語だけど、使えると英語がちょっと気持ちよくつながる。
その感覚、ぜひ味わってみてね。