朝乃山広暉って、いったいどんな力士なんだろう?
優勝したことは知ってるけど、どうやって大関まで上がったのか、なぜ一度番付を落としたのか、そして今どこまで戻ってきているのか。
このあたりって、断片的に聞く機会はあっても、流れで理解するのは意外とむずかしいんだよね。
この記事では、朝乃山さんのプロフィールから実績、得意な相撲、そして不祥事からの復帰までを、できるだけわかりやすくまとめるよ。
読み終わるころには、ニュースや本場所の取組を見たときに「今の相撲が何につながってるのか」がスッと入ってくるはずだ。
朝乃山広暉は「実績でのし上がった復活系の実力者」だ
結論から言うと、朝乃山広暉さんはアマチュア実績と地力で番付を上げ、幕内優勝と大関昇進まで到達した力士なんだ。
しかも2021年の出場停止処分で一度大きく番付を落としたあと、三段目から勝ち上がって幕内へ戻ってきた。
この「落ちてから戻る」って、言うほど簡単じゃない。
だから今の朝乃山さんを見るときは、単に“元大関”じゃなくて、一度崩れたキャリアを自力で組み直している途中だと捉えると、見え方が変わってくるよ。
そう言える理由は、経歴と実績がわかりやすいからだ
基本プロフィールがまず強い
朝乃山広暉(あさのやま ひろき)さんは、1994年3月1日生まれ、富山県富山市出身。
高砂部屋所属の現役力士で、本名は石橋広暉さんだ。
身長は187〜188cm、体重は165〜177kgとされていて、体格としても幕内上位で戦えるサイズ感がある(日本相撲協会などの公式情報と整合)。
得意技は押し、右四つ、寄り、上手投げ。
この並びを見るだけでも、組んで良し、前に出て良しの「軸がしっかりしたタイプ」だとわかるんだよね。
派手さよりも、土俵の中心を取りに行く相撲が持ち味、というイメージが近い。
アマチュア時代の実績が「付出デビュー」を作った
朝乃山さんは富山商業高校から近畿大学へ進み、大学相撲で個人タイトルを7個獲得したとされている。
さらに国体(成年)4位、全日本相撲選手権ベスト4などの実績で、三段目付出の資格を得ているんだ(複数ソースで一致)。
ここがポイントで、三段目付出=最初からかなり上の段からスタートできる特別ルートなんだよ。
それだけ「プロに入る前から強かった」ってことだね。
初土俵から大関までが速い。だから注目された
初土俵は2016年3月場所。
そこから番付を上げ、2019年5月場所に幕内で初優勝。
さらに2020年7月(名古屋場所)で新大関に昇進し、最高位は東大関(2020年7月〜2021年7月)だ(日本相撲協会公式などで確認できる範囲の事実)。
この流れがきれいで、「実力で上がってきた新しい大関」として期待が集まったんだ。
一度止まったキャリアを、もう一度動かしている
ただ、2021年に新型コロナ関連の規定違反などで、6場所の出場停止処分を受けた。
ここで大関から一気に番付が落ちてしまう。
でも復帰後は、三段目で7戦全勝優勝を経験し、2023年1月に十両優勝、同年5月に幕内復帰を果たしている。
そして、2023年夏場所で幕内復帰後、現在は西前頭十二枚目として活躍中と整理されている(リサーチ結果の最新動向)。
つまり今は、「戻ってきた」だけじゃなく「ここから上げ直す」局面なんだよね。
改名の情報も押さえておくと見失わない
令和4年7月に四股名を「朝乃山英樹」から「朝乃山広暉」に改名したとされている。
この手の情報って、あとで過去記事や成績を追うときに混乱しやすい。
だから「同一人物で、途中で表記が変わった」と覚えておくと安心だよ。
ここも地味に大事なポイントだね。
朝乃山広暉の「すごさ」がわかる具体的なエピソード

具体例1:2019年5月場所、幕内初優勝が歴史級だった
朝乃山さんは2019年5月場所、西前頭8枚目で12勝3敗を挙げて幕内初優勝している。
これがけっこう特別で、富山県出身力士としては103年ぶりの幕内優勝という快挙だった(リサーチ結果の重要ポイント)。
さらに「三役経験なしでの幕内優勝」は58年ぶりともされていて、番付の常識をちょっと飛び越えた優勝だったんだよね。
この優勝で「朝乃山って本物かも」と一気に空気が変わったのを覚えている人も多いと思う。
具体例2:2020年7月場所、新大関昇進で“令和の大関”に
2020年7月場所で新大関に昇進。
富山県出身としては戦後3人目の大関とも整理されている。
そして、三段目付出でデビューした力士としては初の大関という点も大きい(リサーチ結果より)。
つまり朝乃山さんは、「付出で入って、期待通りに上まで行った」代表例なんだ。
付出は注目されやすいぶん、結果が出ないと厳しい目もある。
その中で大関まで到達したのは、やっぱり地力があるってことだろう。
具体例3:三賞の数が「地味に強い」を証明してる
朝乃山さんは三賞も複数回受賞していて、殊勲賞2回、敢闘賞3回、技能賞1回とされる。
たとえば2019年初場所は11勝4敗で敢闘賞を受賞し、優勝争いにも残った(リサーチ結果より)。
三賞って「たまたま勝った」だけでは取りにくいんだよね。
内容、相手、場所全体のインパクトが揃って初めて評価される。
だからこの受賞歴は、上位相手にも通用する相撲を継続して出せていた証拠になっている。
具体例4:金星3個。横綱相手に結果を出している
金星は3個。
特に横綱・鶴竜から、3度目の横綱戦で金星を挙げたのが2019年9月場所とされている。
大関・豪栄道にも勝利しているという記録もあり、格上に勝ち切る経験を積んでいたんだ。
こういう「上位に勝てる」経験がある力士は、番付が上がったときに一気に伸びやすい。
朝乃山さんが大関まで駆け上がった背景には、この勝ち方の説得力もあったと思う。
具体例5:出場停止からの復帰ロードが「簡単じゃない」
2021〜2022年にかけて6場所出場停止処分。
ここから復帰して、三段目で全勝優勝(7戦全勝)を経験し、2023年1月に十両優勝、5月に幕内復帰。
この流れは、結果だけ見るとスムーズに見えるかもしれない。
でも実際は、番付が下がると土俵環境も対戦相手も変わるし、注目の目も重くなる。
そこで勝ち続けるのは、メンタル的にも相当きついはずなんだよね。
それをやり切ったのは、相撲の型とフィジカルが崩れていなかったからだろう。
具体例6:体調管理を徹底する姿勢が見える
リサーチ結果では、夏場所から禁酒・生もの禁止で体調管理を徹底した、という情報も挙がっている。
相撲って、稽古量やケガだけじゃなく、体調管理がそのまま成績に出やすい競技だ。
だからこういう取り組みは、派手じゃないけど大事なんだよね。
「勝つために生活を変える」って、口で言うほど簡単じゃない。
そのへんも含めて、朝乃山さんはもう一度上を狙う準備を積み上げているように見える。
朝乃山広暉を知っておくと観戦がもっと面白くなるポイント
得意形は「右四つ→寄り」。ここがハマると強い
得意技として挙げられているのが、押し・右四つ・寄り・上手投げ。
この中でも見どころは、やっぱり右四つからの寄りだね。
組んだあとに腰が入って、前に出る圧が出ると、相手は下がるしかなくなる。
さらに上手投げがあるから、相手がこらえても最後に崩せる。
つまり「寄りで終わらない」のが強みなんだ。
番付は“元に戻る”より“今の積み上げ”を見る
「元大関なんだから、すぐ大関に戻れる?」と考えたくなるけど、番付はそんなに甘くない。
リサーチ結果でも、引退や大関復帰の兆候はなく現役継続中、という整理になっている。
だから今は、毎場所の内容で「上がれる手応えがあるか」を見るのが面白い。
勝ち星だけじゃなく、負けた相撲の形が崩れていないか、立合いで先手を取れているか。
こういうところをチェックすると、観戦が一段深くなるよ。
「富山の星」として背負うものも大きい
富山県出身103年ぶりの幕内優勝という事実がある以上、地元の期待はやっぱり大きい。
好きな食べ物がブリと茶碗蒸し、10歳から相撲を始めた、というプロフィールも含めて、地元の人が感情移入しやすい要素が多いんだよね。
こういう背景を知っていると、勝ったときの拍手の意味も少し違って聞こえてくる。
まとめ:朝乃山広暉は、実績も挫折も背負って前に進む力士だ
朝乃山広暉さんは、富山県富山市出身・高砂部屋所属の現役力士で、2016年3月場所に初土俵を踏んだ。
大学相撲での実績から三段目付出でスタートし、2019年5月場所に幕内初優勝、2020年7月場所に大関昇進(最高位は東大関)まで駆け上がった。
その後、2021年の規定違反などで6場所出場停止となり番付を落としたが、復帰後に三段目全勝優勝、2023年1月十両優勝、5月幕内復帰と、もう一度土俵で証明してきた。
そして令和4年7月には四股名を朝乃山広暉に改名。
今は西前頭十二枚目として活躍中とされ、ここからどこまで番付を戻していけるかが見どころだね。
次の場所は「内容」を見て応援すると、もっと楽しくなるよ
朝乃山さんを追うなら、勝敗だけじゃなくて、取組の中身をちょっと意識してみてほしい。
右四つに組めたか、前に出る圧が出たか、苦しい形でも粘れているか。
こういうポイントを見ながら応援すると、「復活」の物語が数字以上に伝わってくるはずだ。
気になったら、まず次の本場所で朝乃山広暉さんの取組を1日1番でも追ってみるといいよ。
その積み重ねが、相撲観戦をけっこう面白くしてくれるんだ。